藪井智一 3話
Japan Quarity
今回の新色「インディゴライトブルー」
特別色をリクエストするにあたり日本品質にこだわりました。
陶器の産地、岐阜県美濃にある協力元”株式会社一山陶器様、有限会社竹堂園様”
ありがとうございます。
焼き物には大きく分けて土器,炻器,陶器,磁器の4に分類されます。
はにわカップは陶磁器とも言いますが正確には”釉薬”を付けてからの
焼成温度(1000~1300℃)の違いかでガラスに近いものや瀬戸物になります。
驚いたのは焼く前と後では大きさが13%も縮むことを計算していること!!
工程・・粘土選定→ミキサー→型取り→乾燥→焼成→釉薬→乾燥
絵付師によって400種類の釉薬を操り、温度、窯の場所(庫内)の
違いなどを計算して表現される色味。
1300年前から岐阜県にある美濃焼という技法に触れ合う機会を通して、
引き継がれている伝統工芸はなんと素敵なものであり、改めて日本の良さを知りました。
また、最近では若手の職人さんなどが伝統工芸や文化に
触れるため移住される傾向があるそうです。
はにわぷりんカップは今回のインディゴライト、トルマリンピンクを通して
多くのことを学び、気付かされました。
今後はジャパンブランドで製造出来るように考えています。
そんなことが出来たら、やっぱり、楽しいでしょうね!
堺の町も1500年前には陶器の3大生産地であり、
今でも”土師町”と地名に使用されていて名残があります。
まさにその土師町から発信できる地域ブランドとして確立出来たら…
自社の経営理念である「出逢えて良かった」に繋がると確信しています。
まだまだ、知らないことが多いですが”はにわ”というキーワードを通じて歴史や文化が繋がる。
はにわぷりんを商品化して本当に良かったと感じています。
料理人、そして経営者として歴史を学ぶ!!
私の基本姿勢です。
ありがとうはにわぷりん!
支えてくいただいているスタッフや地域の皆様、
そしてお迎えいただいた、これからお迎えいただけるユーザーの皆様全てに感謝いたします。。